高義(たかよし)不動産株式会社のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当社は群馬県内最老舗に属する不動産業者です。西毛地区では、当社が50年ほど前に初めてお風呂付きのアパートを建設し、若いお客様に好評を頂きました。昭和52年には、高前バイパス端に7階建ての本社兼テナントビルを新築し、当時の「日本電電公社」様をはじめ「エーザイ」様、「第一生命」様、「日本生命」様、「ノーリツ」様、「味の素ゼネラルフーヅ」様、「日本臓器」様、「極東開発工業」様、「アコム」様、「レイク」様等にご利用頂いて参りました。「高義マンション」では、それまで全くなかった3LDKの6階建て賃貸マンション(42戸)を新築し、好評を頂きました。
なお、当社は自社の賃貸物件のみならず管理のご依頼を頂いたオーナー様の物件について、同業他社とは全く異なる「賃貸管理」を実行し、約50年の実績がございます。
内容としましては、
1.当社が契約した借家人様の賃料は、借家人様から集金出来なくても当社の負担で該当月の15日までに大家様の口座に振り込みます。
2.「夜逃げ」が発生したときは、全額当社が負担します(裁判の手続きも弁護士をつけずに当社自身で実行し、オーナー様が裁判所へ出向く必要は一切ございません。また、訴訟費用も当社で負担致します)。
3.管理業務の具体的な内容は、こちらを御一読ください。
4.上記の各業務を実行してオーナー様から頂く1年分の管理料は、管理物件の1か月の賃料の1/2で、年間賃料の4.2%となります。
ところで、当社は平成の時代になってから、特に平成10年以降は、当社管理のオーナー様にアパート・マンション等の賃貸物件の新築をストップするようアドバイスをさせて頂いております。その理由は、日本という国の人口減(少子高齢化)に伴い、約850万戸の「アキ」家が既に発生し、明らかに賃貸物件が供給過剰と成っているためです。「アキ」家問題は皆様もご存じのことと思います。
「35年一括借り上げ」や「家賃保証」等を謳ったサブリース契約については、2015年にNHKテレビ「クローズアップ現代」で大手業者の経営ぶりが取り上げられるほど、社会問題化しています。当該番組では、高崎市のアパート市場の動向が特集されました。サブリース業者につきましては、「某大手管理会社の内幕」という本においても、トラブルが多発していることが報告され、かつ、この会社の経営ぶりは国会においても取り上げられています。
なお、「クローズアップ現代」で放送された番組では、「全国の賃貸住宅着工数を今(放送当時:2015年)の3分の1にしなければ、2030年に賃貸住宅の空き家率は40%になる」とのシミュレーションが紹介されました。
当社の予想に間違いがなければ、近い将来、賃貸住宅の供給過剰によって「アパートバブル」がはじける確率は極めて高いと言わざるを得ません。特に、建物のみならず土地も借り入れによって購入する「ランドセット」は、リスクが大きいと思われます。また、今後の人口減少に伴い、各地方自治体は「コンパクトシティ」化を目指しています。この計画に含まれない地区へのアパート・マンションの建築もリスクが発生します。
また、令和元年10月の台風19号による全国各地での河川の氾濫を鑑み、各地方自治体作成の「ハザードマップ」における氾濫想定区域には、建物の新築は控えたほうが良いのではないかと思います。
上記のようなリスクが存在しますので、これからアパートやマンション等の賃貸経営を考えている方は、より一層慎重を期されますようアドバイスさせて頂きます。