Amebaブログを更新致しました!
本日の投稿は、『サブリース契約は、どのような契約なの?(その5)』でございます。
下記に弊社Amebaブログと同じ内容を掲載しますので、ぜひご覧くださいませ♪
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本日も弊社ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
本日も、『サブリース契約は、どのような契約なの?(その5)』と題してブログを執筆致します!
さて、昨日の投稿では、サブリース契約のメリット・デメリットに触れました。
繰り返しとなりますが、サブリース契約のメリットとしては下記の点を挙げる事ができます。
・不動産会社(サブリース業者)が借り上げることで、見せかけ上は常に満室となること。
・現実に空室があっても、不動産会社(サブリース業者)から、大家様と不動産会社との協議で決まった金額が、毎月大家様に振り込まれること。
・上記2点により、大家様は空室リスクを負わないこと。
一方、デメリットとしては、下記の点を挙げる事ができます。
・不動産会社(サブリース業者)により大家様に支払われる家賃の額は、減額される可能性があること。
・大家様と不動産会社(サブリース業者)間の契約が、不動産会社の都合で、契約期間内であっても解約される可能性があること。
・上記2点により、サブリース契約を用いたことで、当初のシミュレーションよりもアパート経営の収支が悪化する可能性があること。
本日は、上記のメリット・デメリットのうち、デメリットについて、考えてみたいと思います。
さて、サブリース契約の図を振り返りましょう。なお、今回の図は、これまで用いた図にいくつか加筆したものです。
まず、図の右側をご覧ください。サブリース契約の場合、不動産会社(サブリース業者)は大家様から物件を借り上げ、その物件をご入居者様に転貸します。
サブリース業者は営利企業ですから、当然、ご入居者様から受け取る家賃額と、大家様に対して支払う家賃額の差額で利益を得ます。このような事業を、サブリース事業(転貸事業)と呼びます。
大家様・サブリース業者の双方にとって、サブリース事業の順風満帆な継続が望ましいことですが、現実には、空室の発生や(建物の陳腐化などによる)転貸賃料収入の減少が起こり得ます。
この場合、サブリース業者はどのような行動を取るでしょうか?
さきほども言及しましたが、サブリース業者は営利企業です。利益を出すために、ご入居者様から受け取る「転貸賃料」と、大家様に対して支払う「借上げ賃料」の差額を利益として獲得するように行動します。
つまり、サブリース事業の収益が悪化した場合、サブリース業者は次の①,②の手段によって、収益を確保したり、赤字事業からの撤退を図ります。
①大家様に対して支払う家賃を減額する。 ⇒ 家賃減額のリスク
②大家様との契約(特定賃貸借契約)を解除する。 ⇒ 中途解約のリスク
昨日の投稿で紹介したサブリース契約のデメリットは、上記のような流れで現実に発生します。
上記の①家賃減額のリスク、②中途解約のリスク があることは、サブリース契約の大きな特徴ですので、今回の投稿でも強調致します。
サブリース契約を活用したアパート経営を検討されているかたは、上記のリスクについて十分ご注意ください。
本日の投稿は以上です!本日もご覧頂きありがとうございました!
それでは、次回の投稿もお楽しみに♪
令和5年3月13日
高義不動産株式会社
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